初詣などで神社やお寺に参拝に行った際は、おみくじを引きたくなりますよね!!
私も毎年、初詣にいった際は必ずおみくじを引いて一年の運試しをしています。
- 「大吉!!やったぁ!」とか
- 「大凶ガーン(*_*)もう一回引きなおしたい」など…
いろんな気持ちにさせられます。
ところで大吉や凶なら分かりやすいですが…中間の吉と中吉だとどっちが上!?吉と末吉ではどっちが上!?みたいに、おみくじの順番がよく分からない(汗)と思ったことありませんか?
また引いたおみくじは持ち帰るべきなのか・それとも結ぶべきなのか?またおみくじを引きなおすのは有り?などについても詳しく調べてみました!!
おみくじの順番!!
おみくじの順番は主に4つパターンがある!
実はおみくじの順番に明確なものはありません。寺社によっておみくじの種類も順番も微妙に違いがあるんです。
ただ…よくあるのはこの4パターンです。
大吉⇒中吉⇒小吉⇒吉⇒末吉⇒凶⇒半凶⇒大凶
おみくじの順番パターン2.
大吉⇒中吉⇒小吉⇒吉⇒半吉⇒末吉⇒末小吉⇒凶⇒小凶⇒半凶⇒末凶⇒大凶
大吉の後に中吉がくるパターンで8段階・12段階のおみくじ。
大吉⇒吉⇒中吉⇒小吉⇒末吉⇒凶⇒半凶⇒大凶
おみくじの順番パターン4.
大吉⇒吉⇒中吉⇒小吉⇒半吉⇒末吉⇒末小吉⇒凶⇒小凶⇒半凶⇒末凶⇒大凶
大吉の後に吉がくるパターンで8段階・12段階のおみくじ。
見ていただいて分かるように…
- 大吉の次に「中吉」がくるパターン
- 大吉の後に「吉」がくるパターンに大きく分かれます。
また8段階と12段階のおみくじが比較的多いです。
ただ、各神社・各お寺によっても違いがあります。おみくじの種類や順番は各神社・各お寺で自由に決めているんです。なので自分が引いたおみくじの正しい順番を知りたい方は、直接その神社やお寺の方に訊ねた方がいいです!
おみくじの種類や順番は各神社やお寺が自由に決めている!といいましたが例えば…京都の伏見稲荷大社では17種類ものおみくじがあります!!
京都・伏見稲荷大社のおみくじは17種類!!順番は…
- 1.大大吉(だいだいきち)…最高の吉
- 2.大吉(だいきち)…良い吉
- 3.凶後大吉(きょうのちだいきち)…凶の後に大吉に転じるという意味
- 4.凶後吉(きょうのちきち)…凶の後に吉に転じるという意味
- 5.末大吉(すえだいきち)…最後は大吉になるという意味
- 6.末吉(すえきち)…最後は吉になるという意味
- 7.向大吉(むこうだいきち)…大吉に向かうという意味
- 8.吉(きち)…良い
- 9.中吉ちゅうきち)…中位の吉
- 10.小吉(しょうきち)…小さい吉
- 11.小凶後吉(しょうきょうのちきち)…小さい苦難があるが後に吉に転じるという意味
- 12.後吉(あときち)…後に吉となるという意味
- 13.吉凶未分末大吉(よしあしいまだわからずすえだいきち)…今は分からないがいずれ大吉になるという意味
- 14.吉凶不分末吉(きちきょうわかたずすえきち)…今は分からないがいずれ吉となるという意味
- 15.吉凶相半(きちきょうあいなかばす)…吉とも凶ともいえない。
- 16.吉凶相交末吉(きちきょうあいまじわりすえきち)…吉も凶もまじっているが、いずれ吉になるという意味
- 17.吉凶相央(きちきょうあいなかばす)…吉と凶の間
大大吉が出ると…とても良い気分になると思います!!(私も1回行ったことがありますがその時は小吉でした。(汗))
また伏見稲荷大社のおみくじは「凶や大凶がない」のも特徴的。引いたおみくじが例え凶であっても後に吉や大吉に転じるという意味のあるおみくじも多く希望が持てるものが多いんですよ^_^
京都観光などで、参拝する機会があればぜひおみくじを引いてみてくださいね。
また吉や凶の割合も各神社やお寺でそれぞれで、凶の本数を減らしている所もあれば増やしている所もあるんです。
東京浅草の浅草寺では…凶のおみくじが多いょ…。
東京浅草の浅草寺は凶が多いというのが、ひそかに有名です。
私もたまたまだと思いたいんですが…過去、当時付き合っていた彼氏とデートで浅草寺に行きおみくじを引きました。すると…なんと二人とも「凶」でした(*_*)…午前中に浅草寺に行ったのですが、その日は二人ともテンションが下がったままでした。。
おみくじが原因ではないと思いますが…その彼とは終了してます。
うだうだすみません…。
何が言いたかったかというとおみくじの種類や順番は各神社・お寺で違うよ!というのが言いたかったんです(汗)
またおみくじで本当に重要なのは吉や凶ではなく、その下に書かれている「和歌」や「内容」なんです!!
「和歌」や「細かい内容」こそ重要!!
おみくじには大きい文字の「吉・凶」の結果だけでなく、細かい部分に「和歌」や「大切な意味」が書かれています。
むしろこの部分こそ神様のお告げ的な事が詳しく書かれているので、しっかり読んでみてくださいね。
- 願望(ねがいごと)…今の願いや望み
- 待人(まちびと)…人生を良い方向に導いてくれる人・仕事のパートナー
- 失物(うせもの)…失くした物や失った物・落し物
- 旅行(たびだち)…旅行・旅立ち
- 商売(あきない)…商売
- 学問(がくもん)…勉学・勉強
- 相場(そうば)…株などの相場
- 争事(あらそい)…争い・喧嘩・訴訟
- 恋愛(れんあい)…恋心・恋愛
- 転居(やうつり)…引っ越し
- 出産(おさん)…出産
- 病気(やまい)…やまい・病気・健康
- 縁談(えんだん)…結婚相手との出会い
- 探物(さがしもの)…探している物
- 方位(ほうい)…方角・方向
おみくじの「和歌」や「細かい部分」はまさに、今自分が気を抜いてるかもなという部分に改めて気づかせてくれたり、今後の夢や目標への姿勢・生活への指針に役立てる事出来る神様からのお告げです。
- 1.まずは神社・お寺の入り口の手水舎で手と口を清めます。
- 2.その後、参拝・挨拶をします。(1.軽く会釈をして 2.賽銭箱に賽銭を入れて 3.鈴を鳴らし 4.「二拝二拍手一拝」して退く。)
- 3.おみくじを引きます。(願い事を心に浮かべながら引きます。)
このような流れになります。おみくじは参拝後に引くのがマナーなのでそこは覚えておきましょう(*^^*)
おみくじは結ぶ!?持ち帰る!?
おみくじの周辺にはおみくじを結ぶ場所「おみくじ結び所」「おみくじ掛け」があります。皆が結んでるから結んだ方がいいのか…と悩んだりしますよね。
結論ですが…おみくじは吉・凶に関係なく…結んでも持ち帰ってもどちらでも大丈夫です。
神社本庁(日本の神社を取りまとめている所)の説明には以下のように記載されているんですよ。
「おみくじ」は単に吉凶判断を目的として引くのではなく、その内容をこれからの指針として、心のあり方や行動へのヒントとしていくことが何より大切なことといえます。また神社境内の木の枝に結んで帰る習わしもありますが、持ち帰っても問題はなく、引いた「おみくじ」を充分に読み返し、自分自身の行動に照らし合わせてみたいものです。
つまりおみくじの結果が良くても悪くても…結んでも持ち帰ってもどちらでも良いということです。むしろ結ぶ・結ばないというよりはおみくじの内容を自分の中に落とし込み今後の生活への指針とする事が大切ということです!!
・・・どちらでも良いと言われると迷ったりもしますよね。(汗)他の人はどんな風にしているのか以下にまとめてみました。
大吉や中吉・吉など良いおみくじはそのまま持ち帰るという方が比較的多いです。財布や手帳などに入れて何度も読み返すという方もいらっしゃいますよね。私もこのタイプで自分の行動を振り返る為に折にふれて見ています。
※良いおみくじを結ぶ方もいらっしゃいます!良いおみくじを結ぶ意味として、神社の木などのたくましい生命力にあやかって願い事がしっかりと実を結びますように…という願いを込めて結ぶようです。
凶などの悪いおみくじは寺社で結んで帰るという方が比較的多いです。悪いおみくじを結ぶ事で「厄災を紙に託し、吉に変えてもらう事が出来る!」と考えられているそう。また凶などのおみくじを利き手と反対の手で結ぶ事で「困難な行いを達成した」とみなされて吉に転じるという説もあるそう。
ちなみにおみくじを結ぶ際は縦に何回か折って、おみくじを細くして結びたい場所に1回だけ結べばOKです!!
※また逆に「凶」であってもそれを教訓として戒めるつもりで持ち帰るという方もいます。
- 時々見返したい場合は持ち帰る!!
- その場でしっかり目を通したので大丈夫という人は結ぶ!!
という感じです。
そうそう…最終的には神社のものは神社へ・寺のものはお寺に納めるのが良いとされています。持ち帰ったおみくじは次の初詣の時にでも持っていって納札所に納めるといいですよ(*´ー`*)ノ。
おみくじの有効期間は…
実はおみくじには有効期間はありません。自分で自由に1日でも1週間でも1年でも決めて良いんです(*´ー`*)ノ。
日本の場合は、特定の神様だけを信仰するというよりは自分の叶えたい夢や願望(恋愛・学問)にむいた寺社に参拝することが多いですよね。
- 学問なら北野天満宮(京都)・太宰府天満宮(福岡)…など。
- 恋愛成就なら出雲大社(島根)・伊勢神宮(三重)…など。
1年に何度もおみくじを引くこともあると思います。
新しいおみくじを引いたらそこで過去のおみくじが上書きされる!と考える方も多いみたいですよ。
ただし…すぐに連続で引き直すのはよくないとされているので、再度おみくじを引く場合は日にちを改めた方が良いです。
明智光秀が「本能寺の変」で織田信長を襲撃する前に、京都府左京区の愛宕神社でおみくじを3回引いたというお話も有名です。
- 1回目が「凶」
- 2回目も「凶」で
- 3回目に引いたおみくじがやっと「大吉」だったようでこれで決心して出陣したようです。
しかしその大吉の細かい部分には「生死は死すべし(生死の境に立った時は死ぬことになる)」と書かれていて本能寺の変から11日後に明智光秀は戦で亡くなりました。
…少し悲しいですよね(´・_・`)。この話からもおみくじの結果が悪かったからといって、何度も連続で引き直すのってどうなんだろうと思います。
今回はおみくじの順番についてお伝えしました。
おみくじに絶対的な順番はありませんでしたね。神社・お寺によって様々なんです。
またおみくじの結果「吉・凶」よりも「和歌」や「細かい部分」の方が重要で、神様から今の自分への「指針」ととらえて自分の意識に取り入れる事の方が大事でしたね^^
引く前はドキドキする、おみくじですがどんな結果だったとしても、今の自分にとって気をつけておいた方がよい事なんだな。とか、◯◯は良いって書いてあるから頑張ろう!!というようにポジティブに捉えることが出来ればいいですね(*´ー`*)ノ
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