誰にでも必ず訪れるのが「厄年」。
厄年とは人生の転換期の年とされ…健康面や家庭・仕事でもちょうど「社会的な責任」や「人生の節目」と重なっている場合が多いのではないでしょうか。
そんな厄年…気持ちの問題ではありますが厄払いをすることで気持ちよく過ごすことが出来るかもしれません。
今回は「厄払い」について料金の相場や服装など厄払い全般の疑問を詳しくまとめてみました!!
厄払いについて
厄年の「厄払い」全般について
- 1.厄年・本厄はいつ
- 2.厄払いの時期は…
- 3.厄払いは神社?お寺?どっちがいい?
- 4.数え年と満年齢のところがあるょ!
- 5.厄払い(厄除け)の料金(ご祈祷料)
- 6.厄払いの服装
- 7.その他の疑問
という順番で説明しますね。
1.厄年・本厄はいつ
- 男性(数え年)・・・25歳、42歳、61歳の時
- 女性(数え年)・・・19歳、33歳、37歳、61歳の時
そしてその前後に「前厄」と「後厄」があり前厄や後厄の時にもお祓いに行く方もいます。前厄・本厄・後厄と3年間もあるんですよね…(*´Д`)。
数え年については下記でもう少し詳しく説明します。
厄払い2020年!厄年の年齢を男女別に紹介します!!
2.厄払いの時期は…
厄払いは一年中いつでもやってもらえますが多いのは年明けすぐ~節分頃(1月1日~2月4日)にしてもらう方が多いです。
3.厄払いは神社 VS お寺…どっちがいい?
厄年に使われる言葉として「厄払い(お祓い)」「厄除け」という2つの言葉があります。厄払いは神社・厄除けはお寺と思われる方もいると思いますが実は特に決まりはなく実際は神社仏閣両方ともに厄払いと厄除けを同じ意味・言葉として用いています。つまり厄払いは神社でもお寺でもどちらでも大丈夫と言う事です。
4.数え年と満年齢のところがあるょ!
実は各神社仏閣によって厄年を数え年で数えるところと満年齢で数えるところがあります。ですので厄払いを考えている方はまずご自身が厄払いに行こうと思う神社仏閣に問い合わせてみたほうがいいですよ。
数え年の計算方法はおおむねは次の2つに分かれます。
- 1.1月1日に年をとる考え方
- 2.立春に年をとる考え方
(1.2.のどちらかを数え年の区切りと考えるかは神社仏閣によって違います。)
数え年は始まりを「1」と考えます。
つまりおぎゃーと生まれたばかりの赤ちゃんは既に1歳として考えその後「1.1月1日」または「2.立春」を経過するごとに年をとるという考え方です。
通常は生まれた時は0歳で最初の誕生日を迎えると初めて1歳になりますよね。つまり数え年は年齢 +1歳と考えた方が分かりやすいです。
数え年について説明してきましたが…そもそも各神社仏閣の考え方「満年齢で数える場合」と「数え年で数える場合」がありますので厄払いに行く時には、行かれる神社仏閣がどのケースなのか確認した方がいいです。
5.厄払い(厄除け)の料金(ご祈祷料)
大きな神社であれば「3,000円・5,000円・7,000円・10,000円」など事前に金額が明示されているところもあります。
この場合の金額の違いは祈祷後に貰うお札(ご祈祷符)の大きさが変わります。
事前に電話で問い合わせてみるのもいいと思います。ただ神社に問い合わせても「お気持ちで」と言われる場合もありそんな時は大体の相場(3,000円~10,000円)の金額でいいでしょう。また出来るだけ「新札」を用意しましょう。
「紅白の蝶結びの熨斗袋(のしぶくろ)」または「白封筒」を使用します。
表書きは…
- 神社の場合:「初穂料」と縦書きにして 下段には厄払いを受ける人の名前を書きます。
初穂料とは農作物などの初物の代わりに神様にお供えするものという意味があり、安産祈願、初宮詣、七五三など神社で行われる全ての祭事に使える表書きです。 - お寺の場合:「御布施」と縦書きにして 下段には厄払いを受ける人の名前を書きます。
※中包みには金額を書き入れておきましょう。
厄払い「のし袋・白い封筒」の書き方(表・裏・中袋)を詳しく!!
6.厄払いの服装
厄払いに行く際の服装に決まりはありません。基本的には普段着で大丈夫ですが、中には「ジーパンなどが不可」という神社もあるようですので一応 場所柄を考えた服装で行かれる方が良いでしょう。
- 男性の場合:スーツにネクタイなど
- 女性の場合:スーツやワンピースなどフォーマルなもの
- 帽子は必ず脱ぐ。
- ガムや飴など口にものを入れない。
- 素足にサンダルはダメ。
- ミニスカートと生足はダメ。(ストッキング・靴下を履きましょう。)
- 短パン・裸足では行かない。(夏場などの暑い季節でもほとんどの場合断られます。)
7.その他の疑問
- 厄払いをする場所・・・基本的に厄払いの場所は地元の神社・お寺でも有名な神社・お寺でも変わらないとされています。
- 本厄だけではなく前厄と後厄の両方に厄払いをする人もいます。
- 付き添いの人がいる場合は付き添いの人も一緒に昇殿させてもらえる場合がほとんどです。この場合付き添いの人の料金は取られませんので安心してください。
- 厄払いを受ける人数は基本的に当日厄払いに訪れた方、数十人一緒に受けるようになります。(個別の厄払いは事前にお願いすることで受けられる場合もあります。)
- 厄払いは当日申込みでOKなお寺や神社もありますが事前の予約が必要な場合もありますので行く前に確認してみて下さい。
今回は厄払いの方法・料金・服装など厄払い全般についてお伝えしました。
人生の中で身体的・精神的・社会的に節目を迎える年が何回かあり、その節目の歳が厄年とされています。厄年には身を慎み、精神を落ち着かせて過ごすことによって健康で無事に過ごすことが出来るとも考えられています。
気持ちの問題ではありますが、厄払いをする事でなんとなくスッキリした気持ちになりますよ。あとはあまり厄年だと気にせずに健康に過ごしましょう(*^^*)
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