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クレヨンとクレパスの違い!実際に2つを購入して比べてみたよ!


クレヨンとクレパスの違いって何!?って疑問に思った事ありませんか?
私自身も文具店に行った時にこの2つどう違うんだろう?4歳の子供にはどっちがいいんだろう・・・と悩んだんですよね(-“-)。

で実際に2つとも買って比べてみました!!
クレヨン・クレパス違い1-1

…ということで今回はクレヨンとクレパスの違い(歴史や成分の違い・実際に買って描いてみた感想など…etc)をお伝えします!!

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クレヨンとクレパスの違い!!

さっそく結論からですがクレヨンとクレパスの大きな違いは・・・

「硬いか柔らかいか」の違いです。
クレヨンの方が硬く・クレパスの方が柔らかいんですょ(*´ー`*)ノ。
クレヨンとクレパスの違い100

その理由はクレヨンとクレパスの歴史や性質を見ていくことで分かりますので一緒に見ていきましょう。

1.クレヨンとクレパスの歴史の違い

クレヨンとクレパスの違いの1つに「歴史」があります。
クレヨン40
もともとはクレヨンが始まりです。
クレヨンの歴史はとても古く、ギリシャ時代には溶かした蝋と顔料で固めたクレヨンの原型なるものが既にあったようです。
その後19世紀後半フランスのクレヨンコンテ社が顔料と蝋を混ぜて棒状にした画材を開発し、それを「クレヨン」と名付けて販売したのが今私たちが使っているクレヨンになります。

一方クレパスですがこれはサクラクレパス社のオリジナル商品なんです。
「クレヨンをより描きやすい画材へと改良させよう!」というコンセプトのもとクレヨンの使いやすさとパステルの柔らかさを合わせ持つ画材「クレパス」を大正17年に開発しました。クレヨン + パステルの造語で「クレパス」と名づけられたそう。

ちなみにこの「クレパス」は商標登録もされている為、サクラクレパス社以外の類似品はクレパスとは呼ばず「オイル・パステル」と言ったりします。

☆余談ですが「パステル」って何?

パステルは顔料を粉状にして固めたもので油分の含有量も低く書き味も固めです。四角いこんなやつ ↓ …。
パステル

種類は

  • ソフトパステル
  • ハードパステル
  • オイルパステル

とあり、クレパスはこのオイルパステルの部類になります(*´ー`*)ノ。

クレヨンの方が歴史が古い!
またクレパスは「サクラクレパス社独自のモノ」。

次はクレヨンとクレパスの性質の違いを見ていきましょう。

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2.クレヨンとクレパスの性質の違い

クレヨンとクレパスの成分はほぼ同じです。(溶かした蝋・描きやすくする為のオイル・色を付けるための粉=顔料を使っています。)違いはそれぞれの成分量です。

  • クレヨン…クレヨンは蝋が多く使われています。そのため硬質で折れにくくしっかりとした線が描けるので線画に適しています。またクレパスに比べ手も汚れにくいです。
  • クレパス…クレパスは別名「オイル・パステル」とも言われるようにオイルが多く使われています。そのため軟質で色の伸びもよく広範囲の面を塗る面描に適しています。また色を重ねる「重ね塗り」や引っ掻いて描く「スクラッチ技法」などをすることもできます。ただその反面、油分が多いので手がべたついたり汚れやすかったりします。

オイルパステル

(↑ オイル・パステル画)

3.クレヨンとクレパス!幼稚園ではどっち!?

基本的には幼稚園・保育園などの園で指定しているものを買っておきましょう。指定されていない場合は先生に相談してみるといいですよ。
クレヨンクレパス幼稚園
ただ個人的にはクレヨンの方が使いやすいと思います!
この年齢の子供達はまだ線画を描くことが多いのとまたクレヨンの方が手が汚れにくいので子供自身も扱いやすいと思うからです。

 
年長さん・小学生はクレパスを使う場面も出てきます。学校指定で「クレパス」を用意して下さいと言われたりする場合も…。
この頃になると線画だけでは物足りなくなったり、広範囲な面を塗って表現したり奥行や深みのある絵を表現したくなったりしますので、クレパスを使わせてあげるのがいいかもしれません。

クレヨンもクレパスもそれぞれに特性があります。自宅で使わせる場合は両方買っていてもいいですね!!

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4.クレヨンとクレパスで描いてみたよ!

子供と一緒にクレヨンとクレパスで実際に描いてみました。
クレヨンクレパス

クレヨンの方が硬めなので、やはり線部分は描きやすいですし、手もあまり汚れません。

クレパスの方は柔らかいので持つだけでも多少汚れますし描いた部分にあたると紙も汚れます。(-“-)。ただ大人になって久しぶりにクレパスを使ってみたのですが、色が鮮やかだし重ね塗り(後からでも上に色をのせられる)出来るので何だか楽しいと思ってしまいました!!

(クレパスで子供と一緒に描いた絵)


今回はクレヨンとクレパスの違いをお伝えしました。

もう一度さらっと振り返ってみると・・・

☆クレヨンとクレパスまとめ

  • クレヨン…古くからの歴史のある画材
    硬い。折れにくい。線画に優れている。手が汚れにくい。
  • クレパス……サクラクレパス社のオリジナル商品(類似品はオイル・パステル)柔らかい。面を塗るのに優れている。重ね塗りやスクラッチなど描き方の幅が広がる。手が汚れやすい。

という具合にそれぞれに特性があることが分かりました。

子供の年齢やどんな風に描きたいか(線を中心に描きたいのか広範囲の面を塗るのを中心にしたいのか)などで分けてもよいですし、2つとも使ってみて子供の好みで使い分けてもいいかなと思います。

ただ…私の4歳の子供に自宅で使わせるなら手が汚れると困るので今のとこクレヨンがいいなと感じました。(親の都合かいっ!!)1年間くらいクレパスは封印します!(笑)

クレヨンとクレパスの事・参考になっていれば幸いです(*^^*)

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