豆乳は良質なたんぱく質やイソフラボンなどが有名でメディアでもよく取り上げられますよね!!肌がつやつやになるなど…。
私の家では夫がちょくちょく飲んでいて私は思い立った時に飲む程度ですが、先日スーパーでどれを買おうかと悩んだのが調製豆乳と無調整豆乳。
この豆乳の調製と無調整の違いって何?調整っていったい何を調整しているの?(´・_・`)と疑問に思ったんです。
今まで味比べや成分比較などした事なかったので…それなら調整豆乳と無調整豆乳の2つとも購入して違いを比べてみよう!ってことで今回は調べてみました(*´ー`*)ノ
調製と無調整の違い!表示には決まりがあったよ!
調製と無調整の呼び方には食品の規格(日本農林規格=JAS規格)で一定の決まりがあります。
- 砂糖や塩や乳化剤・香料を入れてより飲みやすいように調製したものが調製豆乳です。
- 原料は基本的に大豆と水だけを使ってつくられています。
無調整豆乳は言わば大豆をしぼって出てきた時点のそのままの状態のもの。また食品規格の数字からも分かりますが無調整豆乳の方が大豆の固形分やたんぱく質の割合が高いということが言えます!
そもそも豆乳の作り方は…
- ①大豆を水につけて
- ②煮て
- ③絞った汁が豆乳です!
つまり「大豆のしぼり汁=無調整豆乳」なんです!!
そしてこの無調整豆乳に「にがり」を入れると豆腐が出来ます!クックパッドに作り方が載っていたので興味のある方は作ってみてください…。
→簡単♪5分!豆乳で手作り豆腐!
調製と無調整…よく見ると漢字が違うんですよ!(+д+;lll )知っていました?
私は今まで「調整」と「無調整」だと思っていました。…が今回パッケージをみて改めて違いに気が付きました!
- 「調整 ☓」ではなく
- 「調製 〇」が正しいんです!!
「調製豆乳」と「無調整豆乳」
調製豆乳は豆乳に新たに添加物などを入れ二次的加工・製造されているので「調製」と言われていて、逆に無調整豆乳は原料成分は大豆と水のみと言うことで何も調整していないので無調整豆乳とそのまま言うそうです。
ちょっと余談でした(汗)では次は栄養面での違いを見ていきましょう!!
栄養面ではどう違う?どっちがいい?
豆乳には代表的な4つの成分が含まれています。
良質なたんぱく質・脳の活性化に役立つと言われているレシチン・脂肪の吸収を抑えられると言われている大豆サポニン・女性ホルモン(エストロゲン)と似た働きをするイソフラボンがありますが…どれも無調整豆乳の方が若干上回っています!
と言っても…さほど変わらないですのでここは好みかなぁと思います!!私の場合、無調整豆乳だと飲みきれずに余らせてしまったりする人間なので調製豆乳がいいかな(*^_^*)
豆乳って飲めば飲むほど体に良いの?
豆乳は健康に良い飲料と言うことで有名ですが、飲めば飲むだけ体に良い!と言う訳ではないんです!!
過剰摂取に注意!
豆乳に含まれている大豆イソフラボンの一日の摂取量は70~75mgまで(成人の場合)と内閣府・食品安全委員会が設定しています。
大豆イソフラボンは女性ホルモンと似た働きをするので、過剰摂取すると生理周期がおかしくなったり、女性特有の疾患(乳がんや子宮がんなど)にかかるリスクも高まるそうです。
(特に15歳未満や妊娠中・授乳中は、過剰摂取に気をつけた方が良いとのこと!)
じゃあ豆乳は1日にどれだけの量飲めばいいの?ってことですが…1日200mlぐらいがちょうどいいです!
上記の200mlパックの場合は(調製43mg・無調整56mg)イソフラボンが入っています。ただ日本人の場合は納豆や豆腐、味噌汁、醤油などのその他の食事からも大豆イソフラボンを摂取していますよね。
下記のイソフラボン含有量の目安を参考に見て下さい。
- 納豆 1パック(50g)…65mg
- 豆腐 1/2丁(110g)…55mg
- みそ 大さじ1 …7mg
※商品やメーカーによって若干違います。
納豆だけでも既に結構イソフラボンを摂取出来てるのが分かりますよね。なのでむしろ「今日はファストフードばっかりで豆類とってないなぁ」と言う日に飲むぐらいでもOKなレベルだと思います。
やはり何でも適量をほどほどに…が大切なんでしょうね。次は味がどのぐらい違うのかを実際に飲んで比べてみました!
味はどう違うの?美味しいのはどっち?
コップに入れて比べてみると色は調整の方は乳化剤が入っているからか若干白っぽく、無調整の方はうすーい緑っぽい色をしていました。
- 調製豆乳…甘くて飲みやすいです(*´ω`*)美味しい。さらっとしています。
- 無調整豆乳…大豆本来の味。まさに豆腐を飲んでるような。ちょっとドロっとしています。ただなんだか健康になりそうな感じ。
味は私は調整豆乳の方が美味しく感じましたが、こればっかりは好みですから無調整豆乳好きな人もいると思います。
そうそう無調整豆乳が苦手な私ですが…夫がたまに作ってくれる豆乳・黒ゴマ・バナナジュースにすると、とっても美味しいです!
☆無調整豆乳で作る豆乳・黒ゴマ・バナナジュース!の作り方
【材料 1人分】
- 無調整豆乳:200ml
- 完熟バナナ:1本
- 黒ゴマ:大さじ1
これらを後はミキサーにかけるだけ!とっても美味しく豆乳を飲むことが出来ますよ(*´ー`*)ノ
☆バナナは完熟になってる方が甘くて美味しいですよ!
☆場合によっては「砂糖」や「きなこ」を入れるのもありです!
☆豆乳は冷えてるものを使いましょう!
話がだいぶ脱線しました<(_ _)>
今回は調製豆乳と無調整豆乳の違いを見ていきました。
- 調製豆乳は添加物を加えて飲みやすくしたもの。
- 無調整豆乳は添加物は入っていない。純粋な大豆のしぼり汁。
- 成分量は無調整豆乳の方が若干上回る!
と言う事でした。
料理で使用するのか純粋に飲むのかなど目的に合わせて選んでもいいなぁと感じました!!
豆乳はたんぱく質やカルシウム・鉄分。またレシチンや大豆サポニン・イソフラボンなど…健康によい食品であるのは確かです。うまく日常に取り入れつつ健康を維持していきましょう(*´ー`*)ノ参考になれば幸いです♪
ありがとう。いろいろとためになりました。
でも肝心なところが抜けてます。←わたしにとって。
それを調べつつ、ここに立ち寄った訳だけど。
最近まで何も考えずに調製豆乳ばかり飲んでたんだけど、もちろん健康のためにね。
調製豆乳は無調整より甘めで飲みやすいからね。
でもね、これって「みずあめ」なんかで飲みやすい味に調整してるんですよね。
健康のために飲んでるのに、望まない糖分を一緒に取るのもどうよって感じです。
それで、どの程度糖分が含まれてるのかが知りたくてウロウロしてるわけです。
いろんなメーカーのHPを見ても表記されてなくて、とても気になるところですね。
iii様
コメントありがとうございます。
>どの程度糖分が含まれてるのかが知りたくてウロウロしてるわけです。
確かに糖分の量は、成分表示にも記されていませんね。
う~ん申し訳ないです。
糖分もですが…イソフラボンも摂取し過ぎは、注意なのでお互い気を付けましょう♪
昨年の乳腺の学会でイソフラボンいくら摂ってもいいと発表されたそうですよ!
毎日200ml飲み続けると乳がんのリスクが1/4に減るそうです。
摂りすぎると…というのはデマだ!と医師から聞きました。
山田まや 様
コメントどうもありがとうございます(*^^*)。
摂取量に関してはまだ臨床・調査の段階なのではと思います。ヒトで調べるにしても…なかなか試したい人もいないと思いますし…。。
日本乳癌学会の資料を見てみると…
とありました。ただこんな記載もあります…
また内閣府食品安全委員会でも
と設定されています。
イソフラボンは健康に良いことは確かなようですが…でも良い!!と聞くと拡大解釈し過剰摂取する人も世の中にはいると思われます…|д゚)
やはり良いモノも適量・またバランスが大事なのではないかなと思います。
そしてこの場合の適量が、今現時点では75mg/日という事だと私は個人的に判断しています。調べるきっかけになりました。まや様、情報提供ありがとうございました(*^-^*)
こないだ無調整豆乳を始めて飲んでみました
まずいものと聞いていたので、そう決めつけて飲んでみたところ
ビックリする程おいしかったです。ちゃんと1日200ミリ上限は守ろうと思います。
キップ 様
そうですよね。無調整豆乳も意外と飲めますよね。冷やすとより美味しく感じます^^コメントどうもありがとうございました(*^-^*)