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料理酒の効果って何!?使わなきゃダメな4つの理由はコレ!


普段なんとなく使っている「料理酒」ですが料理酒の効果って何!?って思ったことありませんか?

いろんなレシピを見ていると最初に料理酒のアルコールを飛ばす!って言葉が出てきて「えっ飛ばすんなら必要ないやん!!」って単純に思ったんですょ…。あなたもきっと私と同じ気持ちですよネっ…。(←同意を求める。)

料理酒効果
と言うことで今回は料理酒の効果(使うタイミングや塩分の有無・日本酒でも代用可?)を詳しくまとめてみました。

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料理酒の効果は4つ!!使わなきゃダメだったょ!

さっそくですが料理酒には4つの効果があるんです!!

  • 1.肉や魚などの生臭さを消す効果
  • 2.食材を柔らかくしてくれる効果
  • 3.味を染み込みやすくする効果
  • 4.旨味やコク・風味を加える効果

では少し詳しく見ていきましょう。

1.肉や魚などの生臭さを消す効果


料理酒に含まれるアルコール成分は肉や魚の生臭さを取り除く効果があります。

焼き魚の下味をつける時や煮魚の調理などにも料理酒やお酒を使いますがあれはアルコールの蒸発を利用しているんです。
水の沸点は100℃ですがアルコールの沸点は78℃ぐらいと低め。なので料理酒を使って加熱することで食材の生臭さ(匂い成分)をアルコールと共に飛ばすことが出来るんです。

2.食材を柔らかくしてくれる効果

アルコールには素材を柔らかくする効果もあります。お肉料理の下味をつける時に料理酒で揉みこんでおくと、お肉がしっとり柔らかく調理出来ます(*^^*)。
料理酒効果

3.味を染み込みやすくする効果

筑前煮
アルコールは素材への浸透性も高いので、筑前煮や肉じゃがなどの煮物を作る時に料理酒を使うことで他の調味料の味も具材に染み込みやすくなります。

4.旨味やコク・風味を加える効果

料理酒にはアルコール成分だけでなくブドウ糖やアミノ酸・グルタミン酸などの旨味成分が含まれています。なのでアルコールを飛ばした後も料理酒に含まれる旨味成分によって料理にコクが出たり風味がよくなったりします。

料理酒はお米と米麹(こめこうじ)を発酵させて作っています。
日本酒効果5

ここまでは料理酒の効果を見ていきました。料理酒って透明で存在感あまりないんですけど、まさに縁の下の力持ち的な存在だった訳です。

料理酒よ…今まで理解してなくてゴメンm(__)mって気分です。

あっそうそう…ちなみに和食では料理酒や日本酒を使いますが、洋食では赤ワイン・白ワイン、中華料理では紹興酒(しょうこうしゅ)と言ったように、他の国でもアルコール効果や旨味・風味付けの効果で料理にアルコール調味料が使用されています。

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料理酒を使うタイミングはいつ?

料理酒効果6
料理酒を使うタイミングは…基本的には一番最初に入れることが多いです。

食材の生臭さを取り除くのが目的の時は…下処理や下味をつける時に使いますし、煮物など食材に味を浸透させたりする時にも一番に料理酒を入れることで効果を発揮することが出来ます。また料理酒のアルコールを煮切ってから使うという意味でも一番最初に使う場合が多いですね。

なので和食を作る時によく使われる「さ・し・す・せ・そ」ですが…「1. & 砂糖 2.塩 3.酢 4.醤油 5.味噌」の順番で使う!と覚えておくといいですね(*^^*)

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料理酒で気をつけることは・・・

料理酒塩
料理酒には旨味成分・コク・風味付けにいいことをお伝えしましたが、注意したいのが「塩分」。

料理酒には塩分が2%程度添加されているものが多いです。料理酒は酒税がかかりません。それは酒税法という法律で塩分が入っていることで発酵調味料という位置づけにしている為なんです。

…なのでお料理のレシピで「酒」と書いてあるものに「料理酒」を使ってしまうと「思ったよりも塩辛いっ(*_*)」ってなることがあるので注意されてください。例えばあさりの酒蒸しのレシピを見ると「料理酒」ではなく「酒」と書いている場合が多いんですよ…。

料理酒は代用できる?日本酒との違いは…

料理酒の代用
料理酒がない時には日本酒(清酒)を使っても問題ありません。(実際に割烹料理屋さんや和食専門店でも料理では清酒しか使っていないお店も多くあります。)

料理酒と清酒の違いは、清酒は無添加なので上記で言った「塩分等」は入っていないことと清酒の方が料理酒よりも価格が高いというのが主な違いになります。

やはり個人的に、清酒を使うのはちょっと勿体ないかも( ゚Д゚)という感じです…。


今回は料理酒の効果について見ていきました。

もう一度さらっとまとめると…

  • 1.生臭さ(匂い成分)を消す効果
  • 2.食材を柔らかくしてくれる効果
  • 3.味を染み込みやすくする効果
  • 4.旨味やコク・風味を加える効果

という風に、料理酒はアルコール成分で素材を柔らかくしてくれたり臭みを飛ばしてくれたり、料理酒自体に含まれる糖類や旨味成分などで料理を美味しくしてくれたりと…とても重要な効果・役割がありました。

普段何気なく使っている調味料ですが、料理を美味しくする為だったり、入れる手順だったりと様々な意味があって「料理って興味深いなぁ」と感じました。

ということで、お互い「料理酒」はぜひ自宅に1本常備しておきましょう(^^)

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