毎年きまって流行しているインフルエンザ！！とてもしんどくて怖い病気ですよね。

私自身今8か月の赤ちゃんを母乳で育てています。もしも母親自身がインフルエンザになった場合に授乳はしても大丈夫なのか？がとても気になったので調べてまとめてみました。

今まさに不安な方や周囲でインフルエンザが流行してきて気になっている方の参考になれば幸いです。

インフルエンザの症状が出たら…

まずはインフルエンザの症状をおさらいしておきましょう。インフルエンザの場合は寒気が強く38℃～40℃の高熱や全身の関節痛・筋肉痛、頭痛、全身の倦怠感などの全身症状が現れます。

このような症状が出たらインフルエンザを疑って内科のある病院に一度電話でどうしたら良いか聞いてから受診して下さい。

 

母乳からの感染はある？

インフルエンザはインフルエンザウイルスに感染することによって起こります。そして感染経路としては空気感染・飛沫感染・接触感染の３つになります。

母親がインフルエンザに感染してしまった場合に母乳（母乳自体）によって赤ちゃんにインフルエンザが感染することはありません。
※母乳を介して母親のインフルエンザが赤ちゃんに感染したという報告は現段階でみられない為に、母乳自体は与えても大丈夫だと考えられているようです。
 
つまり母乳=液体自体は安全だということです。。

母親が直接母乳を与えても良いか？

上記のように母乳自体からの感染はないとされていますがインフルエンザに感染したママが直接授乳を行うと、授乳時に赤ちゃんと密着した状態になるため、咳やくしゃみなどを介しての飛沫感染・空気感染・接触感染によって感染することが考えられています。

このことからママがインフルエンザに感染している場合には搾乳してパパやほかの人に与えてもらうようにしましょう。

抗インフルエンザ薬を飲んだ時の母乳は？

授乳中の母親がインフルエンザの薬を処方された場合…母乳を介して赤ちゃんに何らかの影響があるのではないかと、とても不安になると思います。
 
インフルエンザになった場合に処方される薬にはタミフル・吸引型としてリレンザ・イナビル・解熱剤としてはカロナールが処方されることが多いと思います。授乳中である旨を伝えて、処方されたこれらの薬を飲んだ場合にその薬の成分が母乳中に移行する量は微々たるものだそうです。
しかし服用中の授乳に関しては医師によって意見が分かれており「服用中は母乳を与えることを避けるように指示を出す」医師も多いようです。

また赤ちゃんの状態によって医師の判断が変わる可能性もある為必ず医師の指示に従ってください。
 
不安はどこまでもつきまとうものなので…出来ればママは処方された薬を飲む！赤ちゃんにはミルクをあげる！が安心な選択になります。

授乳を中断する時は搾乳を！！

上記のように医師から「薬の服用中の授乳を避けるよう」指示された場合や、どうしても授乳を中断しなければならない時は３時間おきに搾乳をした方がいいです。搾乳することで乳腺炎などの母乳に関するトラブルを防ぐことができまた母乳分泌を維持することが出来ます。

新生児期の時から私がたびたびお世話になっている搾乳器はこちらです。いくつか搾乳器を使ってきましたが私にはこれが一番でした。。
→メデラの搾乳器
 
正直インフルエンザになったら、しんどすぎて搾乳どころじゃないと思いますが乳腺炎とかになるともっと厄介ですからね(>_<)搾乳をすませたら最低限の事だけして、すぐに横になって休まれて下さいね。。  

赤ちゃんに感染させない為には？

インフルエンザに感染している場合…赤ちゃんにインフルエンザを感染させない為に一番いい方法は「赤ちゃんに近づかない・接触を避ける」ということです。
 
もし家族のサポートが得られるなら旦那さんや周りの家族に粉ミルクをあげてもらうか母乳を搾乳して哺乳瓶に入れて、それを飲ませるという方法が良いです。（この方法が出来れば一番ベストですよね！！ほんと母親自身が看病されたい側なので。）
 
ただ…とてもしんどくて辛い状況になりますが環境が整わず、頼れる人がいない場合もあると思います。
その場合は…

• １．赤ちゃんに触る前はしっかりと手洗いとうがいをし
• ２．赤ちゃんに向き合う時はマスクを必ず着用し
• ３．部屋はできるだけ換気をし
• ４．加湿器を置いて部屋が乾燥しないようにする

・・・などの対策を取りながらどうか乗り越えていって下さいね。

インフルエンザも風邪等と同様に、まず母親自身が体調が悪い状態の中で育児をしていくのは、とてもとてもしんどいです。どうか無理をしないで早く回復出来ることを願います！！