寒くなってくるとインフルエンザが流行する時期になりますね。
インフルエンザの一番の予防策としては予防接種になりますが子供が卵アレルギーの場合はインフルエンザの予防接種をして大丈夫なのか気になると思います。実は私の子供も卵アレルギー持ちなので接種しても良いのかどうか…あなたと同じように心配していました。
今回はインフルエンザの予防接種で卵アレルギーの場合は受けて大丈夫かどうか?受ける場合の注意点をお伝えします。
卵アレルギーの場合「インフルエンザ予防接種」は受けられる?
まず結論ですが…卵アレルギーのある子供でも接種出来る場合が多いです!
その理由としてワクチンの中に含まれている卵蛋白の成分は極めて微量な為。
インフルエンザワクチンは製造する過程において鶏卵を使ってワクチン培養を行いますが高度な医療技術で精製しているので軽度の卵アレルギーの場合はほとんど問題ないんだそうです。
ただし…
- 卵が全く食べられない。
- 過去に卵を食べてアナフィラキシーなどの重篤な症状が出た。
という場合は注意が必要になりますし、医師の判断で予防接種は見合わせる(接種しない)という結論になることもあります。
インフルエンザの予防接種!1歳の私の子供は受けました。
ちなみに私の1歳4ヶ月の子供は卵アレルギーがありますがインフルエンザ予防接種をしました。
かかりつけの小児科の医師に相談すると…
との事でした。
私の子供の場合生後9か月頃に卵を食べさせた時に顔や体中に湿疹が出てしまい、1歳の時にアレルギーの血液検査をするとやはり卵アレルギーでした(*_*)
6段階中…卵白とオボムコイドが「3」卵黄が「2」
血液検査で卵アレルギーかどうかを見極めるのには「卵白」「卵黄」「オボムコイド」の主に3つの抗体を測定します。ちなみに「オボムコイド」ですが、これは卵白の中にある成分でアレルギー活性がとても強くまた耐熱性がある為加熱してもアレルギーが出てしまう物質になります。例えばゆで卵や、よく焼いた卵でも関係なくアレルギーが出ます。
- 卵白は基本的に全く摂取しないように!
- 卵黄はほんの少量ずつ与えていきましょう!
と言うレベルになります。
私の子供の場合はインフルエンザ予防接種を受けました!接種後の副反応等も特になく過ごせました。ただ病院や医師の見解・その時の子供の状態でも違ってくると思います。子供に卵アレルギーがある場合は必ず医師に相談して決められて下さいね。
次は念のため接種後の注意点を知っておきましょう。
インフルエンザの接種後の注意点6つ
- 1.予防接種を受けた後30分間は特に注意し医師とすぐに連絡がとれるようにしておきましょう。
院内でしばらく様子をみてから帰るようにした方が安心です! - 2.その後24時間は副反応の出現に注意しましょう。
注射部位が赤く腫れたりする場合がありますが通常4~5日以内で治まります。ただ腕全体が大きく腫れるなど体調に変化がある場合は速やかに医師の診察を受けて下さい! - 3.接種当日の入浴は可能ですが接種部位をこするのはやめましょう。
- 4.接種当日は激しい運動は避けましょう。
- 5.別のワクチンを受ける時は1週間以上間隔をあけて下さい。
- 6.13歳未満の人は2回接種になります。
2回目接種時は1回目と反対側の腕に受けて下さい。
特に卵アレルギーがあるお子さんの場合は接種後30分間は病院内で様子を見てから帰宅するようにしてくださいね。
今回は卵アレルギーの子供の場合はインフルエンザ予防接種を受けても大丈夫か?をお伝えしました。
まとめると…
- 卵アレルギーのある子供でも接種出来る場合が多い!ワクチンの中に含まれる卵成分は微量な為。
- 卵アレルギーのある子供の場合は事前に医師に相談し接種するかどうか決めよう。
- 接種直前に記載する予診票にも「ニワトリの肉や卵などにアレルギーがありますか」という覧があるので必ず「はい」と記載して下さい。
- ワクチン接種後少なくとも30分間は副反応が出る可能性を考え病院内で過ごしましょう!
を知っておいて下さい。
お子様に卵アレルギーのある親御さん!!
食事とか日々大変な思いをしていると思います。インフルエンザの予防接種についてもどうしようか悩むと思いますがアレルギーレベルにもよるので、ぜひかかりつけのお医者様に相談されてみて下さいね(^^)
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