体育の日がスポーツの日に変わる理由！2020年から名称変更に！！

毎年１０月の第２月曜日と言えば祝日「体育の日」ですが・・・2020年から「スポーツの日」に名称変更することを知っていますか？
体育の日スポーツの日
体育の日といえば地域の運動会や各種スポーツイベントなどが開催されたりと…運動好きには馴染みの深い祝日だと思いますが、そもそもなんで名称変更をするの？そもそもの「体育の日の由来」って何！？という事で今回は詳しく調べてみました！！

体育の日が「スポーツの日」に変わる理由は…

スポーツの日理由
体育の日を「スポーツの日」に変えようという案（「スポーツ基本法の一部を改正する法律」）が国会議員のスポーツ議員連盟の間で2017年頃から出ていたようで、それが2018年6月13日についに参院本会議で成立しました。

で2020年から「体育の日」が「スポーツの日」に変更になります。
またこの他に「日本体育協会」も「日本スポーツ協会」また国体（国民体育大会）も2023年開催の佐賀県大会より「国民スポーツ大会」に変更になるようです！！

長年親しんだ「国体」という言葉が「国スポ」になるんですね(´･_･`)…。

なぜ「スポーツの日」に変わるの！？

「体育」を「スポーツ」に変更する理由としては…

「スポーツ」の方が自主的・自発的に楽しむという解釈があったり
「スポーツ」の方が世界的に広く用いられている言葉な為です。

世界中から注目が集まる2020年のオリンピックを一つのチャンスと捉えてこの際、名称を変更しようぜという事のようです(*´ー`*)ﾉ

体育の意味とは…

「体育」を英語で言うと「physical education（身体の教育）」「gym class（運動をする時間）」になります。

漢字をみても「体を育てる」という意味があり基本的には学校教育の授業・科目の意味が強いんですょ。体操や行進・組体操などの集団行動は体育の典型ですね…。
体育の日

に対して・・・

スポーツ（Sports）とは…

「スポーツ（Sport）」の意味は「運動・競技・プレー・ゲーム・レクリエーション」などの広義の意味があります。例えば社交ダンスもフォークダンスもヒップホップも水泳もサッカー・野球・マラソンもスポーツですもんね…。

また英語で体育祭は「sports festival」と言いますし、体育の日も英語だと「Health and Sports Day」と言って、世界的にみても「Sport」「Sports」の方が一般的に使われています！！

スポーツの日

つまり…広い「スポーツ（Sport）」という言葉があって「体育」はそのSportの中の一部であるという訳なんです。なので、やっぱり「スポーツ」の方を使おうよ！！という事なんですね(*´ー`*)ﾉ
体育の日・スポーツの日1

体育の日の由来はそもそも◯◯だった！！

国立競技場
1964年10月10日に東京オリンピック（夏季オリンピック）の開会式が開催されました。
これを記念して2年後の1966年10月10日から「国民がスポーツに親しみ、健康な心身をつちかうこと」を目的に「体育の日」が制定・施行されました。

…なので元々はオリンピックの開会式だった10月10日の固定でそれが2000年からハッピーマンデー制度（祝日を月曜日に持ってきて土日含めて３連休にしようという法律）によって10月の第2月曜日が「体育の日」になりました。

つまり1964年に開催されたオリンピックがきっかけで「体育の日」が出来たという訳なんです(*´ー`*)ﾉ

今後も10月第2月曜日だけど…2020年限定で！！

2020年から「体育の日」が「スポーツの日」に変更になることをお伝えしました。今後も今まで通り旧「体育の日」と同じで10月の第2月曜日が「スポーツの日」になります！！

ですが…2020年は東京オリンピックがある為、そもそもの「体育の日」が出来た由来にならう形で2020年限定で東京オリンピックの開会式（7月24日（金））の日が「スポーツの日」になります。
2020年スポーツの日
（東京五輪・パラリンピック特別措置法という特例法で2020年に限り祝日を移動。2020年7月は…7月23日（木）～7月26日（日）の4連休になります！！）