十五夜2025年はいつ？満月ではない理由や十三夜の事も！！

秋と言えば「十五夜」
「中秋の名月」や「お月見」と言われたりもしますね。
十五夜満月
秋の夜長…虫の鳴き声を聞きながら「ぼー」っと綺麗な月を眺めるのも風情があっていいものですよね(*´ー`*)ﾉ

で…今年の十五夜はいつ？と言うことで今回は2025年の十五夜がいつなのか？や十五夜に次ぐ美しさの十三夜がいつなのか？についてお伝えします！！

2025年の十五夜はいつ？

早速ですが2025年の十五夜は…

十五夜2025年いつ
と言うのも十五夜は「毎年決まった日」という訳ではないんです。
十五夜とは旧暦の8月15日の事をさします。2025年はその旧暦の8月15日が10月6日（月）になります。晴れるといいなぁ(*´ー`*)ﾉ。

あっそうそう…十五夜ってなんとなく9月のイメージが強いと思いますが、10月上旬になることもあるんです。

十五夜の日付

十五夜は旧暦をもとに考え出しているので、現在の新暦になおすと9月中旬～10月上旬という具合に結構バラツキがあるんです…。

私たちが現在カレンダーとして使っているのが新暦（太陽の動きを基準にしているもの）で昔使われていたのが旧暦（月の満ち欠けを基準にしたもの）です。

旧暦では新月（太陽の方向にあって見えない月）になる日を月の第１日として考え、その新月から15日目を「十五夜」と言います。

旧暦の8月15日の十五夜のことを別名「中秋の名月」といいますが、なぜ中秋なのかも…旧暦で考えると納得出来ますよ！

旧暦で秋は7月～9月です。
旧暦の8月はちょうど秋の真ん中になるので「中秋」
そして十五夜の日は、満月または満月に近い形でとても明るく綺麗な名月である為に「中秋の名月」と呼ばれているんです。

また十五夜と言えば「綺麗な満月の日」というイメージかもしれませんが、厳密に言うと必ずしも満月の日ではないんです。

むしろ１日程度ズレている場合が多いんですよ…。

十五夜と満月の日付

このような感じで、必ずしも「十五夜＝満月」ではないんです…。

その理由は満月になる周期に幅（14日～16日）がある為です！！

月の満ち欠けの周期は29.5日です。
でその半分の約15日ごとに「新月⇒（約15日後）満月⇒（約15日後）新月⇒（約15日後）満月…」と繰り返しています。

がこの新月⇒満月になる周期がピッタリ15日周期ではなく実際は14日～16日と若干ズレが生じているんです。なので「十五夜＝必ず満月」という訳ではありません。

まぁ十五夜の日が完全な満月でなくても「ほぼ満月」な事には変わりありませんけど…。

月の満ち欠けの分かりやすい動画を見つけたのでご紹介します。

（※音のない2分11秒の動画です。）

ここまでは十五夜について見てきました。

ただ十五夜の頃ってちょうど秋の長雨や台風シーズンで天候が悪い事が多いんです(*_*)
十五夜雨

・・・なのでもし十五夜のお月見が出来なかった方は十三夜のお月見をしてはいかがでしょう？

十五夜は中秋の名月として最も月が美しいとされる日ですが、その十五夜に次ぐ美しい月と言われているのが「十三夜」の月です。

十三夜は「旧暦の9月13日」の事で2025年は11月2日（日）です。
十三夜2025年

十五夜しか知らなかったよ(´･_･`)。と言う方もいるかもしれませんが、実は十三夜も結構有名です。諸説ありますが醍醐天皇（平安時代）の「観月の宴」が始まりだとされています。

また十三夜には別名もあり、満月が少し欠けている形から「栗名月」と呼ばれたり豆をお供えする地域もあって「豆名月」と呼ばれたりもします。もし十五夜を見逃した方は十三夜にお月見をしてみるのもいいですね！

今回は2025年の十五夜はいつ？について見てきました。

十五夜とは旧暦の8月15日の事。
旧暦は新月（太陽の方向にあって見えない月）になった日を月の1日目と考え、ちょうど15日目の満月（または満月に近い日）を十五夜と考えます。

2025年の十三夜は11月2日（日）です。
また十三夜に近い日で満月の日は11月5日（水）です。（この日はスーパームーン（月が地球に最も近いタイミングで満月になる日）でもあります！）

十五夜または十三夜の日…または満月の日！！…どれかでも良いので晴れるといいなと思います！

それではよいお月見を～(*´ー`*)ﾉ