日本のクリスマスと海外のクリスマスの違いって知っていますか?
日本でのクリスマスと言えばクリスマスケーキとケンタッキーフライドチキンが欠かせない私です(*^_^*)…って食べ物ばっかりじゃん(汗。
ただこのクリスマス。。日本と海外では過ごし方がかなり違うんですょ。今回はクリスマスの日本と海外の違いを一緒にみていきましょう♪ 私の見てきた本場イタリアのクリスマスの様子も合わせてお伝えします。
日本のクリスマスの定番は…
まずは日本のクリスマスを見ていきましょう♪
日本では12月に入ると街中ではクリスマスイルミネーションが輝きはじめ、お店の店内ではクリスマスBGMが流れクリスマス一色になりますね。
日本のクリスマスは?
- どちらかというと家族より恋人と過ごすことが多い。
- イチゴのショートケーキにサンタさんなどが乗っかってるデコレーションケーキを食べる。
- ケンタッキーなどのフライドチキンやローストチキンを食べる。
- 子供のクリスマスプレゼントも1つ。
- 12月25日を過ぎるとクリスマスツリーをすぐ片づける。(年越し・お正月があるのでクリスマスツリーが一気に合わなくなる。)
日本ではお馴染みのサンタさんが乗ったデコレーションケーキ!!実は日本独自のものなんです。1922年に不二家が初めて作って販売したのが始まりとされています。とってもおいしいし私の中でのクリスマスのメインディッシュはこれです(*ノωノ)海外の方にもぜひ食べてもらいたいな。。
また海外でのクリスマスは日本のように恋人と過ごすクリスマスと言うよりは「家族で大切に過ごすクリスマス!!」なんですよ。
次は、その海外のクリスマスを見てみましょう♪
海外(欧米)のクリスマスの定番は…
海外のクリスマスは昔からの歴史のある伝統的なクリスマスだったりします。。
11月中旬ぐらいからクリスマスの準備を始めだして1月中もクリスマスツリーを飾っていることが多いです。
アメリカのクリスマスは?
- 家族や親戚と過ごしたり大人数でパーティーを楽しむ。
- ビーフ・ハム・ターキー(七面鳥)・羊肉を食べる。
- プレゼントの数も多い。
- クリスマスの日はお店が閉まっていることが多い。
- バターケーキやクッキーを焼いて食べる。
家もお庭も広いアメリカでは、クリスマスに家族や親戚が集合して(恋人がいる場合は恋人もよんで)盛大なホームパーティーをしながらクリスマスを楽しみます。
ヨーロッパのクリスマスは?
- 24日の夜~25日にかけて家族とクリスマスを楽しむ。
- ターキー(七面鳥)や羊肉・魚料理をメインに食べる。
- クリスマスの日はお店が閉まっていることが多い。
- シンプルなケーキや焼き菓子を食べる。(パネットーネ・シュトーレン・ブッシュドノエルが有名ですよね。)
ヨーロッパのイルミネーションは、オレンジ系のあたたかな雰囲気が特徴的です。歴史的な建物が多く街自体も絵になります。
フランスのクリスマスでは、凱旋門のあるパリのシャンゼリゼ通りがとても華やかに彩られ、ヨーロッパ中の観光客が集まったりするんですよ。
またドイツのクリスマスではクリスマスマーケットが有名です。12月はじめからクリスマスイブまでの期間は「アドヴェント・降臨祭」と呼び、クリスマスの準備期間を人々は楽しみます。
ドイツの有名なお菓子「シュトーレン」をこの準備期間に少しずつスライスしながら食べていくのがドイツの定番のようです。
クリスマスの日本・海外の違いは主に6つ!!
日本と海外のクリスマスで特に違う部分をまとめると…このようになります。
- 日本…恋人がいる場合は恋人とデートをして過ごす場合が多い。
- 海外…家族や親戚・友人と自宅でパーティーをしたりゆっくりと過ごす。
- 日本…クリスマスもお店は営業している。むしろクリスマスが一番人混みが多い(*_*)。
- 海外…クリスマスのお店は休業している場合が多く街全体も比較的静か。
- 日本…デコレーションされたクリスマスケーキやフライドチキン・ローストチキンを食べる!
- 海外…シンプルなバターケーキやクッキーなどの焼き菓子・七面鳥や羊肉・魚介類をメインとして食べる!
- 日本…特別な日として比較的金額の高いものをプレゼントする。
- 海外…あまり高価でないものを家族や親戚などパーティーの時に交換する。
- 日本…子供のクリスマスプレゼントも基本的には1つ。25日の朝目覚めると枕元にサンタさんから1つのプレゼント☆
- 海外…子供はサンタさん以外からも多くのプレゼントをもらいます。クリスマスまでにドンドンプレゼントが増えていきます。部屋のクリスマスツリーの下にプレゼントを並べていて25日に一気に開封するようです。
- 日本…12月25日のクリスマスが終わると、年末・お正月に合わせて一気に片づける。
- 海外…クリスマスが終わってもすぐにしまわずに年が明けても飾っている場合が多い。
日本と海外のクリスマスの違いは、ざっと見ただけでもこんなにあるんですよ!!
もともとクリスマスは日本にはなかったものです。。それを日本では商業的イベントとして取り入れた為、このような日本独自のクリスマスになっています。(近年流行り出したハロウィンも同様ですよね♪)
逆に、古くから大切な日としてクリスマスのお祝いをしてきた海外では宗教的な意味合いがとても強いんですよ!
海外のクリスマスは宗教的な意味合いがとても強かった!!
この写真はバチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂から私が撮影したものです。(キリスト教の最大宗派である「カトリック」の総本山とされている場所になります。。イタリアのローマにあります。)
知っている方も多いと思いますが…。キリスト教とクリスマス!!は切っても切れない関係です(*^-^*)
クリスマスの意味知っていますか?
私は今までよく分からないままに商業的イベントとしてのクリスマスを楽しんじゃってました(+_+)実家に仏壇はあるけど…仏教仏教って訳でも、そしてキリスト教って訳でもない「ほぼ無宗教」の家庭で育ってきました。
私のような家庭で育った人きっと多いんではないでしょうか?
12月25日のクリスマスはイエス・キリストの誕生(降誕)を祝う日です。
クリスマスはラテン語「christ(キリスト)+mas(礼拝)」の言葉から始まったとされています。
なのでそもそもクリスマスってキリスト教徒の方からしたらとても特別な1日なんですよ。。
日本ってよく言うと「自由」というか「ごちゃ混ぜ信仰」と言うか・・・信仰心の強い国ではないですよね。(日本は島国なので、他国の影響を受けず独自の文化や信仰で歩んできた為のようです。。)
なので実感がわかないかもしれませんが・・・
なんと世界の総人口の約33%,20億人以上の方がキリスト教を信仰しているんです。。(驚きませんか??Σ(・ω・ノ)ノ!))
次は、私が実際に肌で感じたヨーロッパでのクリスマスをお伝えします。
海外のクリスマス!私の見た本場のクリスマスとは?
実は数年前のクリスマスシーズンに私はヨーロッパ(イタリアとフランス)に2週間ほど1人旅に行ってきました。
特にイタリアでは・・・いたるところに教会がありました!!例えが相応しくないですが、コンビニぐらい多かったです。
それらはほとんど開放していて、教会内では想い想いに祈っておられる方々があちらこちらにいました。
そしてイタリアのとある教会に下記のような張り紙が貼ってありました。イタリア語でよく分からないなぁと思いつつも「FESTA」と言う文字が・・・「FESTA!=祭り!?」と思って楽しみに教会内に入ってみると・・・。。
とても厳かな雰囲気で司教さまと一緒に聖書を読み上げるミサが行われていました。小さな子供からお年寄りまでとても多くの人。。
無駄な話をする人は1人もおらず、多くの人がいるはずなのに教会内はとても静かな空間だった為、すごく重要な儀式であることを肌で感じた時間でしたしほんとに「日本とは全然違う宗教心!!」を強く感じることが出来ました。。
今思うと、我ながら自分が本当に情けなく思います(*_*)。。バカな私はいつ賑やかな祭りが始まるのかと始まりから終わりまでの約3時間この教会の中で、信仰されている皆さまと一緒にミサを行ってしまいました(*^-^*)汗。
結局最後まで厳かな儀式でした。
クリスマスシーズンと言う事で「海外のクリスマスってどんな感じだろう」って事で楽しみにしていったんですが・・・
日本とはまた全然違う宗教的な。・・・でもとても温かみのある大切な行事としてのクリスマスでした。
今回は日本と海外のクリスマスの違いを見ていきました。
日本は商業的な意味合いが強く、海外(特に欧米)では歴史的・宗教的な意味が強いことが少しでも伝わっていたなら幸いです。
信仰心など育ってきた環境も日本と海外では全然違います。
特にキリスト教の方々にとっては、とても特別な1日です!!軽々しく語ってはいけないぐらい・・・。
ただ日本で、ほぼ無宗教で育ってきてしまった私はやっぱり日本のクリスマスが落ち着きます!日本オリジナルなクリスマスケーキとチキンは定番で、恋人がいようがいまいが、これだけは毎年欠かさずに食べてきましたから(^^♪
結局、商業的目的に踊らされている・・・。でも踊らされるのも悪くはないかなと思ってしまってます。(*’ω’*)。
それではどうぞよいクリスマスをお過ごしくださいね♪♪
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こんにちは。
分かりやすく美しいクリスマス写真の載った記事、大変楽しく読ませていただきました!
10年以上も前になりますが、私もヨーロッパに滞在しクリスマスの楽しくも厳かな雰囲気に感動した思い出があるので懐かしい気分になりました!
クリスマスを過ごすと、宗教 への想いの違いもまざまざと感じますよね!
私も、ヨーロッパの厳かなクリスマスも良いと思いましたが、日本のクリスマスも気軽に楽しめるイベントで大好きです(^O^)
ただ、日本人である私達も決して無宗教ではないと思いますよ!日本人はほぼ全員、無意識に神道プラス仏教(それもかなり緩い仏教)の宗教観を持っていると思います。
ただ、他の有名な宗教や宗派に比べて、経典などもなく、束縛の緩いものなので、無意識に過ごせているんだと思います!
他の宗教もむやみやたらに排除しようと思わない、本当に素晴らしい宗教観が日本にはあると思います!!
という私も、以前はあまり宗教観について深く考えたこともなく、ドイツで「自分は無宗教」と発言した時に周りから受けた怪訝な(軽蔑的な)視線を受けたあとに、ようやく考え始めたのでした(^_^;)
日本に暮らしていると、そんな真剣に考える必要もないですよね⭐️それもまた素晴らしいところだと思います!が、これからの時代、世界の他の国々と付き合って理解するためには、宗教というものがどういうものなのか、学校でも将来を担う子供達にもう少し教えて欲しいな、とは思いますよね。
ポジママ様
コメントありがとうございます。
風邪を引いており、遅くなりました。
ポジママさんのようなヨーロッパ経験者から
このようなコメントもらえて嬉しかったです。
> クリスマスを過ごすと、宗教 への想いの違いもまざまざと感じますよね!
本当にそれは体感し驚いたことでした。
小さな子供からお年寄りまで、教会のミサに参加する姿や数々の歴史的な建物や教会を見るたびにそう思いました(>_<) 私は、日本のクリスマスをイメージしながら「クリスマスシーズンのヨーロッパへいきたい!!ワクワク!」という軽はずみな動機だった為、なんだか恥ずかしいなと感じました(>_<) > ただ、他の有名な宗教や宗派に比べて、経典などもなく、束縛の緩いものなので、無意識に過ごせているんだと思います!
> 他の宗教もむやみやたらに排除しようと思わない
>本当に素晴らしい宗教観が日本にはあると思います!!
そうですね。無宗教ではないですね(^-^;
「特定の宗教を排除しようとも思わない」
確かにこう考えると日本も素敵な国ですね~(^^♪
> これからの時代、世界の他の国々と付き合って理解するためには、宗教というものがどういうものなのか、学校でも将来を担う子供達にもう少し教えて欲しいな、とは思いますよね。
本当にポジママ様の言う通りです!!うんうん!!(*^_^*)
とうなずくことばかりです!ありがとうございました☆