カレンダーをぼーっと眺めていて残念だなぁと気がつくことがあります。

それは…6月に祝日がない！！Σ(ﾟдﾟlll)ことだと思います。
6月と言えばジメジメした梅雨の時期。雨の中仕事や学校に行くのは憂鬱ですよね…。

今回はなぜ6月に祝日がないのかその理由を調べてみました。

そもそも祝日って何！？

そもそも祝日って何か知っていますか？

「国民の祝日」は祝日法以前の祝祭日に代えて定められたもので、しばしば「祝日」と称される。祝日法第3条第1項によって、休日になる旨が定められている。

法第1条では「自由と平和を求めてやまない日本国民は、美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために、ここに国民こぞって祝い、感謝し、又は記念する日を定め、これを「国民の祝日」と名づける。」としている。

引用元：wikipedia

祝日とは日本の法律で決められた休日で・・・

• 美しい風習を育てる日だったり
• 感謝する日だったり
• 何かの記念日だったり

する日なんですね＾＾

では次は本題！！何故6月に祝日がないのか？

6月に祝日がない理由は２つ

今までは6月と8月に祝日がなかったわけなのですが…2016年から新しく8月に「山の日」という祝日が出来、ついに祝日がない月は6月だけになってしまいました。（※追記！2019年からは12月の天皇誕生日が2月に変更になる為、祝日のない月は6月と12月になります。）

理由１．6月には特段、記念になる日がない為

上記のように祝日は法律で決められる日なので何かしらの記念日であったりすることが多いです。

例えば天皇誕生日の場合で言うと…「天皇の誕生を記念してこの日を祝日にしよう！」と決まる訳なのですが…6月には特段こういった歴史的な記念になる日がない為、現状6月に祝日ありません(+д+;lll )

※ちなみに2019年5月1日からは令和になった為・・・2019年の12月23日は天皇誕生日ではなくなりました。代わりに2020年からは2月23日が天皇誕生日になります！天皇の誕生日が2月23日の為。

 

理由２.ゆとり教育が問題視された為

2002年度から施行された、ゆとり教育（算数等の授業時間削減・完全週5日制）によって日本の学力低下が問題視されました。そして今では「脱ゆとり教育」が叫ばれるようになり、授業時間を確保する為にもこれ以上休日を増やせない！という意見が出た為です。

山の日が6月にならなかった理由

2016年8月から新しい祝日「山の日」が出来ました！…が当初「山の日」をいつにするか検討する際に「日本各地で山開きが行われる6月に！」という案も一部上がったものの「平日の授業時間をこれ以上減らすことは出来ない！」との観点からもともと夏休み中であり「学業に影響のない8月にしよう」というのも理由の１つになったそうです。
新しい祝日！「山の日」が出来たのは私達大人にとっては嬉しいことになりますが、もともと夏休み中の学生からしたら少し残念ですよね…(>_<)
「ゆとり」や「脱ゆとり」も何だか国に振り回されてる感じもしますし。

 

今後…6月に祝日が出来る可能性は？

2016年に「山の日」が新たに追加されて、日本の年間の祝日は16日になりました！（※2015年までの年間祝日数は、15日）

やはり上記の２つの理由（特段記念になる日がない＆授業時間を減らせない）から今後、6月に新しく祝日が出来る可能性はとても低いと思います(+д+;lll )

祝日は法律で決められるのでいろんな意見・影響を考慮しなければならないのもあると思います。

 

日本の祝日は多い？

実は日本の祝日は先進国の中で見てもかなり多いんです！！

 
ただ・・・これはある意味からくりみたいな感じで。

他の国は有給休暇を取りやすい環境が当たり前で有給で数か月の長期休暇を取得してバケーションに出かけたりなんてこともあるそうなんです(U･ω･U)

日本の祝日は他の先進国より多いのは事実ですが、その分他国に比べ有給を取得しづらい環境であることは間違いないです。

日本で旅行を理由に数週間とか休むと居場所なくなりますからね（汗）やっぱり日本人って「頑張って働いてるんですよ！！」

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そう考えると「気を遣わずに休める祝日はもっとあってもいいのになぁ！」って個人的に思います！！

「6月」は祝日がなくて、ちょっとしんどいですが・・・その分、他の祝日を楽しく充実したものにしたいですね(*´ー`*)ﾉ